2021年08月13日
パーソナルカラー診断ができない照明があります@長崎

パーソナルカラー診断を何回か複数の場所で受けて、
「カラー診断の場所の照明が黄色かった」
「カラー診断の場所が暗かった」
「至近距離から強烈な光を使われて色がわからなかった」
と、不安を感じる方も増えてきました。
例えば、明らかにカラー診断ができない照明も実はあります。
今日の一枚目の画像のような、リモートワークやオンライン会議で自身を照らすための撮影用LEDリングライトなどはその典型。
そもそも、このリングライトは簡易な撮影用照明、しかも演色性が低いLED。
色は正確に見えないので、この照明を使うカラー診断が、もしあれば、その診断は破綻しています。
カラー診断会場の環境の、または参照用の照明の選び方が間違っており色は判別できません。
↓他にも、鏡に小さなLEDをクリップで取り付けたり、
LEDが埋め込まれたハリウッドミラー、
主に撮影用に製品ができているレフランプ(白熱ランプ)やハロゲン、
大掛かりなLED撮影用照明が不適切、と言うより色がわからない照明の典型で明らかな誤用です。

つまり、
色を判定できない照明、
色の判定に不適切な色温度の照明、
色の判定に不適切な演色性の照明、
色の判定に不適切な照度の照明、
がそれに当てはまります。
明るければ良い。
なんとなく自然光に近いイメージの光なら良い。
という安易な考えで決まるケースが多いカラー診断の照明。
結局、正確な答えが導き出されないのなら、カラー診断を受ける方々にこんな不利益なことはありません。
「光が異なれば色はどの程度ちがうのでしょう?」
次の参照画像は、色温度が異なっただけで、頼りになる自然光でも色のこの程度見え方が激変するサンプルです。
(最初の画像は色温度が高い状態、次の画像は適切な色温度です)
いくつかある大事な要素(演色性、照度、色温度)のうち、
たった一つ、色温度が不適切なだけでカラー診断は破綻します。
もちろん、他の照度や演色性もとても大事です。


ちなみに、LED照明は目に光が至近距離で入る使い方は危険で問題となっています。

Posted by kazuworks at 09:17│Comments(0)
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