何色に見えますか・色覚特性のお話@長崎

kazuworks

2013年02月05日 01:21

先日の「カラーの学び方セミナー」でもお話ししたことですが、
私たちは等しく同じく色を見ている(厳密には感じている)わけではありません。



ですので、かつては「可視光線は380nm〜780nm(nmはナノメーター)の間の電磁波が色として感じる事ができる」と言われていたものを、近年は「おおよそ380〜780nm」と言う様に幅を持たせています。

つまり我々、人の知覚する色は個人差があり、その差がある事を色覚特性と言う訳です。
視力に個人差があるのと同じで、色の感じ方も個人差があります。
サンプルに掲げた色は、PANTONE(R)の2271Cと言う色ですが、皆さんにはどのように見えていますか?

普通に流通している紙での色見本でも、見ている人の特性でばらつきはあります。
また当然、こうやってPCやMacで見る場合、観察する光の環境、モニターの個体差、劣化、調整の有無、そしてインターネットであればブラウザやブラウザのバージョン、加えてOSのプラットフォームで見ている色は異なるのでやっかいです。

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