パーソナルカラー診断に適した照明、適さない照明
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色彩学、カラーコーディネイト、パーソナルカラー、色彩心理・カラーセラピー、カラーデザイン、デジタルカラー、色彩計画、環境色彩について、長崎の皆様に有益な情報を提供します。
パーソナルカラー診断に適した照明のアドバイスをさせていただくケースが増えました。
ご依頼は、日本各地の、言ってしまえば、パーソナルカラー診断の現場で大変な思いをしておいでのカラーリストさんからのご相談です。
特に多いのが関東以北。
つまり、緯度が高いので圧倒的に冬季の日が短い事。
また、冬季は雪が多く、
「北の窓からの間接光」がまったくアテにならないエリア。
しかし、晴天が1年365日の中でどれほどあるのか統計を取ると、適した間接光はどこであっても難しいものです。
都心のようにビルに囲まれる場合は、窓の外のビルの外装色が大きく影響します。
私は一度、青のカラーリングの外装が影響して、室内のカラー診断を受ける人の顔に青色がかかっているのを見てゾッとしたことがあります。
今日は、お手持ちの照明の型番をメモしての、カラーリストさんからの
「パーソナルカラー診断に適した照明」のお問合せでしたが、残念ながらそのお問合せいただいた型番の照明は色温度こそ5,000kでしたが、肝心の光の質が一般のオフイスや学校の照明とさほど変わらないもので、パーソナルカラー診断に適しているとは、メーカー的にも言えないものでした(残念ながらパーソナルカラー診断に適した照明は、どこのメーカーでも一緒というわけではありません)。
今時の最新のLEDは色温度も変える事ができますが、普通の生活にはそれで十分なのですが、正確な色を判定するためのパーソナルカラー診断の場合は色温度の問題だけではなんら問題解決になりません。
来月にも控えている色彩検定でも学ぶ、基本中の基本。
色の見え方は光に依存すると言う事を、もう一度日本中のパーソナルカラーリストが確認して改善して行くべきでしょう。
正しい色を見るためには、正しい色を見せてくれる標準の照明を使うというごくシンプルな事です。
▼標準光カラー診断について
http://www.e-sikisai.com/coloranalysis2.html
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