パーソナルカラー診断を不適切な照明下で受けるリスク

kazuworks

2021年03月14日 18:26

長崎から以前おいでのパーソナルカラー診断のお客様が、
「別のカラー診断を受けたらイエローベースと診断されました」
と混乱してご連絡いただきました。

その方はブルーベース/ウインターの方でした。

「なぜ、一度色が正しく見えるRa99AAAの標準光を使ってカラー診断を受けたのに、改めてカラー診断を受け直したのですか?」

とお伺いすると、
「友達の付き合いで、ヘアーサロンでカラー診断を受けてしまった。」
とのこと。

「では、そこはどのような環境でしたか?」
とお伺いしてみると、
「カフェのように黄色っぽい照明でした」
とのお答え。

今日の画像は、
おそらくそうだったのではないかという、
再現画像。

当然ですが、照明が黄みを帯びていれば、着衣も髪も肌の色も、
正確な判断はできません。

つまりこの色が



こうなります



しかし、このように明らかに不適切な照明下で、
大型商業施設、一般店舗、等々のカラー診断会や簡易カラー診断は意外なほど多く実施されており、簡易的なカラー診断を受けたが、どうも納得がいかないと苦情に似た声が上がるそうです。

おそらく、そこは色が正しく見える環境や、色を判定できる環境ではなかったということでしょう。
もちろん、今日のケース、色温度の他に、照度や演色性、数々の厳しい基準をクリアしないとパーソナルカラー診断は破綻します。

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