カラー診断に使うカラードレープは大事に保管します
カラースクール・イルドクルールでは、カラーリストを学ぶ生徒さん達に色見本やカラードレープの管理法を徹底させます。多くは遮光性のあるソフトケースやハードケースを用い、光を遮断したところに保管し、カラーの業務の間だけ取り出し迅速に使います。つまり、カラードレープの出しっ放しは、カラーリストの基本としてNGなのです。
カラードレープは使用状況、保管状況、また染色の品質によってもっと劣化が激しいものです。紫外線を含む室内光源下で常時ディスプレイするような事は普通しません。色の劣化の大きな元凶が紫外線と赤外線だからで、このことは色彩学を学ぶ上では基本中の基本、誰でも知っている事です。
色見本はパーマネントに使えると思っているカラーリストは沢山いらっしゃいますが、確実に劣化します。画像のような色見本も、お仕事のクオリティの維持のために定期的に更新や買い替えをおすすめしています。
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