カラー講師、カラーリストのPCの色管理の最低必要条件@長崎

kazuworks

2016年03月10日 10:36



カラー講師、カラーリストのPCの色管理の最低必要条件の1つとして、ホワイトポイントの適切な設定があります。
この事は長崎のテレビや映像、静止画を扱うカメラ関係の方であればよくご理解いただけると思います。

たとえば、WEBやCG、映像の提案をするなら最適な基準通りのホワイトポイントに。
また、印刷物やDTPでの提案なら同じく最適な基準通りのホワイトポイントにPCモニターの設定値を変更します。

また、多くのカラー講師にありがちなデフォルト(工場出荷のまま、つまり一切ホワイトポイントを操作していない)のままでのPCの使用による、カラーのレッスンや講義等は、当然画面で見えている色は本来の色ではないので、レッスンや講義自体の意味や意義が薄れる可能性を含んでいますね。
PCがどこのメーカーであれ、本来の色に物理的に近づけて受講者に見せる義務があります。
その第一歩の基本中の基本がホワイトポイントの管理です。
PCモニターだけでなく、講演等のプロジェクターも色を管理して、その会場ごとに設定して正しいで色彩・カラーの講演を行います。

色がメインの講演や講義、そもそも色が正しく表示できなければ、これも意味や意義を失います。

色がおかしい。
色が本来の色と異なる。
PCCSやDIC、PANTONEと色が合わない。
プリントと色が異なる。

まず、ホワイトポイントの適正化が必要なケースが多いものです。
もちろん、カラーリスト、カラー講師としては、シビアにPCの色を管理する事が求められ、
私たち研究会では研修や勉強会を定期的に開いています。

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