カラーリストの以外と知られていない専門領域とは@長崎

kazuworks

2014年09月23日 21:01

長崎カラー研究会のカラーのブログ。
今日はもう一件、長崎の皆様へ情報を追加します。


一般にカラーリスト/色の専門家と呼ばれる私たちですが、
意外なほど、その専門領域の広さは知られていません。




よく認知されているカラーリストとは、
パーソナルカラーの診断をしたり(カラーアナリシス)、カラーコーディネイトや、色を選んだり決めたりが仕事。
ですので、ファッションやメイクやヘアーが専門領域と思われることがほとんどです。

しかし、実際にカラーリストに来る業務の依頼は、
グラフィックデザイン、WEBデザイン、プロダクトデザイン、はじめあらゆる商業デザインに関する色の部分の支援と提案(テキスタイルデザインに関わることもあります)。
もちろん内外装含む建築も同様、舞台デザインや放送/映像に関わるカラーデザイン、近年は都市景観や環境色彩にも深く関わっています。

世界に視野を移すと、今は様々なコンテンツ産業の中でカラーリストの担う部分は急増。
例えば、ハリウッド等の映画のエンドロールでも、カラーリスト(ケースによってはカラーコレクションになります)の名前を見る事が日常になって来ました。もちろん、音楽の世界のPV(プロモーション映像)も同様です。

長崎カラー研究会のメンバーは、明日から教育機関で就労支援+技術習得の講義を担当させていただき、若いクリエイターの卵と言える方々に、色彩の基礎からデザイン実践、マーケティングまで学んでいただきます。

ファッションやメイクやヘアーが専門領域と思われることがほとんどですが、
カラーリスト、実は多岐にわたる専門知識と実践の現場での豊かな経験が必須なのです。




長崎カラー研究会
電話080-3227-4799

メール japancolorbank@aol.com



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