配色と言う古い言葉のイメージ@長崎

kazuworks

2014年06月14日 01:23

未だに一般では「配色」と言う言葉が通用はしますが、いささか時代的には違和感があります。
また、「配色」と耳にして嫌悪感や苦手意識を持つ方が多いとの報告もあります。


少なくとも、私たち長崎研究会では、配色自体にはあまりパワーをかけません。
配色だけに的を絞ると、システム的にはほぼ完成されており、今から演習や暗記でマスターしたからと言って、大きなメリットは無い気がするからです。

むしろ、今からの時代は色をニーズに対してアジャストしていく時代。
つまりカラーデザインが要求されると考えます。

配色はニーズも無い色の羅列であり、場合によっては調和美だけが評価されます。
しかし、実践でのカラーコーディネイトは、ニーズにしっかり答を出せているかが評価基準です。
配色だけなら、今時パソコンやネット上でオートマチックに答を瞬時に出してくれるもの。

カラーデザインこそ、ソフトではできないヒューマンな専門技術でしょう。

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